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zoom RSS アタック25から高校生クイズに思うこと。

<<   作成日時 : 2008/09/09 23:12   >>

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あぁ!かいていたのに全部消えちまったよ!どうしてくれるんだ!
と、自分にキレても仕方がない。やったのは自分。

さて、まだ宿題が終わっていません。(今動揺して本名打ち込んでた)multiです。

高校生クイズの放映が終わったようです。
自分は、残念ながら見逃してしまいました。
アタック25で自分のとなり、白に座られていた多治見西高校の方が、岐阜県代表としてご出場されていたそうで、存じ上げていれば、見ておりましたが・・・。あの時連絡先を聞かなかったのが惜しまれる。という訳で、勝手にこちらからトラックバック(笑)。スパムと間違われていないかな?

彼と一言二言ことばを交わしましたが・・・「すごい!」と思ったのです。
収録時も
「この県はどこでしょう?」
0.1秒
「白!」
「広島県!」
「正解!」

えー

えぇ、全くわかりませんでした。元北海道民ですから、白河の関以北なら何とかなったかもしれませんが・・・。
それでも、押し負けるのが関の山ですね。


あれこそ、リベラルアーツ、だと思います。日本人として、日本の地形、歴史、文化、民族、そういったものにたいする知識、理解というのは欠かせないと思います。見習いたいです。

気さくな方で、お話していても好感の持てる方でした。
結果は、偶然にも自分が優勝してしまう結果でしたが、以前書きましたとおり、実力は一番下。
だからこそ、前半全く答えられず、結果として運よくパネルをあけることが出来たのに過ぎません。
Detroit Metal Cityは、日経エンタテイメント!にも載っていましたし、何より、Multiがデーモン小暮閣下の信者であるところからも外せない(笑)


それで、高校生クイズについてです。

なんだか、今回は知識力を問う、(問題の質が)ハイレベルな大会だったようですね。
自分は、部活の都合で地区大会にもネット予選にも参加しておりません(実を言うと、ネット予選は、1人で100問だけ答えた。半分以上間違っていると思う)ので、詳細はつかみかねますが、とりあえず「頭のいい、ブランド力のある高校」を寄せ集めるような感じだったみたいですね。
うちの高校も、それなりの知名度はありますから、かの2連覇校さえ乗り越えれば、見えたかもしれませんね。

でも、自分は思うのです。
「知識偏重でいいの?」と。
例えば、円周率を1万桁いえるような人でも、家に帰ってきて靴をそろえることもしないような人は、自分は嫌いです(と書いて、玄関を見てみたら自分もそろえていなかった(笑))。
どんなに知識があろうとも、それがどんな意味を持って、実生活にフィードバックされていくのか?
これが、最大の問題だと思います。
クイズに答えるために、クイズに答えるの?
と、自分は訊きたいです。
自分は、少なくとも
自分の知らない世界を垣間見たい、自分の知らない世界への入り口を作ってくれるから、クイズに答える
のです。

例えば、ハンガリー語で「水」のことを「ミズ」ということをご存知でしょうか。
こんなこと、知っていても何の得にもなりませんよね、普通。
まさに、クイズの肥やしにしかならないのではないのでしょうか?
でも、自分は、こう考えたいのです。
「ふーん、ハンガリー語でも水はミズって言うんだ・・・ということは、言語学的に近いグループなのかな?
日本語は、どの語族にも属さないとされることもある不思議な言語だけれど、関連はどうなっているのかな?」
なんて。
得た情報と持っている情報を結びつけて「知識」ではなく「知恵」へと転換する。

そういった作業を、はたして、クイズ研究会に属されている方々はされているのか?意識されているのか?
ということを思っています。

「坂東太郎・・・」
という単語だけで、坂東太郎の利根川、筑紫次郎の筑後川、そして、四国三郎の
「吉野川!」
というのは、如何なものでしょう。本質を見誤っていませんか。クイズに答えることが目的化していませんか。
もし「筑紫次郎はどこの川?」だったら、どうしたのでしょうか。そもそも、こんな問題出していいのですか?

極端に言えば、「辞書を端から端まで読んだだけで、世界のすべてを知ったことになるのか?」と訊きたいのです。
むしろ、「家に入って、靴を脱いだら、そろえて、(出来れば動機や根拠を持って)手洗いうがいをする」。そういうことが出来る人のほうが、よほど世界を知っているのと思うのです。


白の彼は、話していて幅の広さ、懐の広さを感じました。
きっと、彼の頭の中には「知の網」が構築されているに違いありません。


単純な知識(いや、情報といったほうがいいだろう)なら、コンピュータに外部記憶させてしまえば良い。
人間の脳みそなんて、あきれるほど単純に忘れてしまうのだから、コンピュータの方がよほど信用できます。
バックアップもとっておけば、完璧です。
問題は、その情報を組み合わせる「ソフトウェア」たる人間にあるのです。
「アルルカン」という単語の意味を知らなくても、いまどき、辞書を引くまでもなく、「ググレカス」なのです。知識豊富なクイズ研究会の方々以上に時間をかけて、ちゃんと説明してくれます。なにしろ、わかるまで調べ続けられるのですから。それも、多様な解釈の元に。
自分自身まで、ハードディスク化してしまっているような、そんな「クイズ脳」人間は嫌いです。

そして、そういう「クイズ脳」を持ち上げるような人たちはもっと嫌いです。

とはいえ、膨大な情報を保有する方が、依然としてアドバンテージを持っているのは事実でしょう。
物事を、知らないよりは、知っている方がいいに決まっています。
「知らない方が幸せなこともある」とはシェイクスピアのことば。でも、そんなの「情報」には存在しないでしょう?
クイズ研究会などでトップを極められた方が尊敬に値しないかといえば、そんなことはありません。
自分よりも、よほど尊敬できる、すばらしい方であると確信しています。

最後に、一つだけ思い出した作品を。
「機動警察パトレイバー」の後期OVA、その第9話
「VS」(バーサス)という作品です。

グリフォンとの戦いが一段落し、特車二課第2小隊の面々は温泉宿へと慰安旅行にやってきた。ひと風呂浴びて、さっそく宴会へと突入したが、なぜか険悪ムードの香貫花と熊耳。野明と遊馬ら周囲の気遣いを尻目に、二人の冷戦はエスカレートするばかり。その毒気にあてられてか、宴会はやがて意味不明の世界へ・・・。人気を二分する二人の戦い。果たして勝利はどちらの手に・・・?

http://bb.goo.ne.jp/anime/program/patlabornweova/00/index2.html 
「機動警察パトレイバー OVA 紹介」より


これですね、なにでもめると思います?
「天正遣欧少年使節団」の団員の名前を、ただ一人思い出せないことをお互いにバカにするのです。
そう、実にくだらない理由でもめているのです。
言えないからって、片方は歴代の天皇を神武天皇から言い出すし、かたやジョージ・ワシントンから米国歴代大統領をつらつらと・・・。
この戦いに勝利したところで、何がうれしいと思います?
まさに、「意味不明の世界」ではありませんか?

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
うちの母親と妹が、決勝戦を見て気持ち悪がってたのはそういうことなのかもしれませんね。知識はあっても、知恵になっていない、という。
八柾
2008/09/11 14:37
知識はあった方がいいものですが、ひけらかすものではないと考えます。そして、幅広く物事を知っていることを「博識」などと形容しますが、それは多くのことを記憶していることとはまるで違うのです。博識な人は「人より多くのことを知っている」ことに対して優越を感じないものです。自己の中で完結します。また、「月は地球の周りを回っている」という知識から「じゃあ、地球も何かの周りも回っているのかもね」という発想ができてこその知能でしょう。勝つことが目的で物事を覚えてもなんにも楽しくない。
偏見かもしれませんが、アタック25はガツガツしていませんね。資格試験というか、自分はどこまでいけるのかというのを個々が試しているように見えます。対して今回の高校生クイズは設問に答えれば答えるほど現場と視聴者の溝は深くなりました。知識を試すためにクイズをする人と、クイズのために知識を得た人の違いだと思います。

カギ本
2008/09/14 00:03
ブログへのトラックバックありがとうございます。高校生クイズに出ていた方々は、みなさん博学で、いい人ばかりでしたよ。1年生は珍しかったこともあり、エリート校の皆さんから可愛がられました。
今回の高校生クイズは、かなりの難問が出題されました。
クイズ研究会の人は、クイズのパターンにとにかく慣れているので、語尾の調子だけで答えを導き出せてしまうのです。
本当にすごいなあと感心するばかりでした。
が、その本質を理解している人はどのくらいいるのか。もちろん理解している人も多いと思いますが、丸暗記だけの人もきっといたと思います。
僕は高校生クイズの全国1回戦で敗退してしまいました。そこで、学校でクイズ研究会を立ち上げようとしています。が、僕は普通のクイズ研究会にはしたくありません。一見関係のなさそうなことが、実はつながっているんだという、知識を得ることによって新しい世界が広がるという、丸暗記だけでは体験することのできない快感、「知の楽しさ」を身につけられるようにしたいと思っています。
長々とコメントしてしまい、すいませんでした。
白の人
2008/09/15 17:40

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