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zoom RSS 現代お笑いの凋落を象徴する「爆笑オンエアバトル」の規模縮小

<<   作成日時 : 2009/03/20 00:38   >>

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今、「爆笑オンエアバトル・第11回チャンピオン大会」
を観ていました。
僕は、「超新塾」をそれなりに長いこと応援しているのですが、今回は惜しくも第3位。
「聖飢魔Uか!」という突っ込みには思わず興奮しましたが、年代を考えると十代ではわからない人が大半でしょうから、ネタ的には失敗ですよね。何しろ、19歳でも10歳には解散しているのですから。そのころにHR/HMを聴くようなマセた子供はそう、いないでしょう。僕自身も高校入ってからですから。

ギャロップやタイムマシーン3号、ななめ45°、ハマカーンあたりも良かったですね。
ハマカーンなんて小学校のころから見ていますから、本当に長いですね。
面白くもないのに「ヘ○サゴン」とかに出演しているお笑い芸人(笑)たちよりもよほど面白いのに、機会や運に恵まれないのでしょうか。それだけ島田紳助が影響力を持っている、というのも事実ですね。

チャンピオンのトータルテンボスさん、おめでとうございます。
個人的には「ま、5位くらいかな」と思っていましたが、優勝でしたね。ふむふむ。



それで、オンバト、今までは毎週1回、30分間でやっていたわけです。
しかし、新年度からは月1回、1時間と、実質的な縮小に追い込まれました。
もっとも、加えて「爆笑トライアウト」と称して、ONAIR未経験組に広く門戸を開くような下部番組を新たに創設し、より「登竜門」的要素を強めた構成にするようですが。


劣化著しい「エンタの神様」(笑い声をかなり過剰に追加していることが目に見えてわかります。よく聞くと、笑い声が全く同じで、SEとして使いまわしていることが瞬時にわかります)や、芸人使い捨ての代名詞「爆笑レッドカーペット」(エンタよりは少ないものの、SEが使われています)、もはや芸人としては残念な域に突入している「Qさま!」(芸人だらけなのに、だれも面白くない、むしろ芸すらしないという。面白くないからなのですが)が人気を集め、純粋にお笑いに特化した「オンバト」が縮小する、というのは、いわば「コミュニケーションの手段」としてのお笑いであり、「話のネタ」としての「ネタ」を要求されている現代お笑い芸人を象徴するようであります。

そのお笑い芸人が面白いかどうかが問題なのではなく、「そのお笑い芸人が会話のネタになるか?」が重要視され、「話についてゆく」ために「エンタ」なり「レッドカーペット」なりを観ているのです。
たとえば。僕は天津木村という芸人は嫌いですが、世間では人気があるようです。何度かネタを観ましたが、どうにも解せません。僕の感覚が新しいものについていっていないだけなのでしょうが、あの芸が世間の耳目を集めるというのは、僕には納得できないのです。

「史上最もシビアなお笑い番組」と銘打つだけあって、「オンバト」は内容がしっかりしています。
しかし、視聴率は下降の一途をたどり、「オンバトチャンピオン」はかつてほどの栄光をもたらさなくなりました。
オンバトから出世する芸人は、ほぼ皆無となりました。タカアンドトシくらいでしょうか。トータルテンボスはむしろ「M-1」での好成績が出世に大きな影響を及ぼしました。
「アンタッチャブル」は「Qさま!」以外ではめったに見ないし、「アンジャッシュ」も「所さんのテレビでは教えてくれないそこんトコロ!」以外ではめったに見なくなりました。彼らのコントや漫才は非常にてだれたものでありましたが、最近ではそれを見ることもできなくなりました。

残念なことに「芸術的お笑い」、異端児、立川談志の目指した「芸術性」というのはさほど必要とされなくなってしまいました。芸術性、すなわち落語的なものですね。
本来、漫才も寄席で行っていたのですから、僕としては、「落語的漫才」というのを最も強く望みます。

「ラーメンズ」は、芸術的ですね。「カンカラ」もそうです。「電波少年」に出てきた「杉やん」は本来あんな役柄ではないのです。今回のオンバトでは・・・・・・誰だろう。名前が出てこない、ということは、特に印象に残っていない、ということですかね。

「お笑いブーム」「落語ブーム」といいますが、その二線は全く別次元のもののようです。近いように思えたのですがね。そもそも僕のところには波及していませんが。元来好きだったというのもありますが。

そう。もし、このブログを見ている芸人さんがいらっしゃったら、ちょっとこんな課題に取り組んでみてください。
「声を一切張り上げなくても、普通にしゃべるくらいの声で面白い漫才」
今の漫才って、特にこの逆の傾向が強いのですよね。
だから、雰囲気とノリで観客を圧倒する漫才ですね。超新塾はその典型。あれはあれで好きですが。
まぁ、ディベートにおける技術も、内容云々よりも話し方を鍛えたほうが、目に見えた効果が上がりやすいわけで、まだ売れていなくて、なんとしてでものし上がろうという「オンバト」芸人にとっては、かなり難しい課題でしょうが・・・・・・。

あ、あと「死ねばいいのに〜」とか「死ね!」とか言う芸人がいますが、あなたがたが消えてください。ネタだとはわかっていますが、どうも気に障ります。結構ショッキングな言葉だと思うのですがね。あれで笑う人がわからない。

言葉の力は、意外に強いものなのです。

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